頭おかしぃ上京事情

むしろ自分から東京で消耗しに行ってるんだが!?

【平面駆動イヤホン】AUDEZE LCDi3 開梱レビュー!

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こんちゃ!おかしぃです!本日4月1日ってコトで世間はエイプリールフールなワケで一年に一度だけ嘘を吐いても許される日なワケですが、何分当ブログの管理人であるウチは毎日がエイプリールフールで評判でありますのでせめてブログだけは、せめてブログだけは嘘を吐かないおきたいなぁとインディアンなみに嘘つかないブログでありたいと思う今日この頃であります。

まぁそんなコトはどうでも良いんスけど今回のタイトルにもある通り、久々にイヤホン買いました!

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【人柱】Zenfone 4 Max(ZC520KL)をAndroid 8.1(Oreo)にアップデートした話

ウチが今メインで使ってるスマホがZenfone 4 Maxなんスけど、先月公式サポートページみてたらOreoことAndroid 8.1のファームウェアが配信されてたんですよ。WW版の。

まぁウチの持ってるやつはJP版なんで、当然本来インストールできないわけで、「じゃぁJP版出るまで待つか」って感じで日々過ごしておりました。

んで、5chの専スレ見てたら何かJP版にインストール出来るらしくて実際にやっちまった勇者みたいな方もおりました。

で、俺もやっちまいました。メイン機なのに。

というわけでここから先に方法書いていきますが、真似するとメーカー保証が亡くなったり文鎮が生成されたりするかもしれませんが自己責任にてよろしく。

('19 8/18 追記)

OreoファームのJP版がついに公開されました。Oreo欲しい人はこんな博打打ちするよりもJP版で更新しましょう。

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俺氏ついに自作PCに挑む

いやね、

PC自作してえなぁとずっと想いながら想いのあまり発狂しそうになる一方で作った後にそれ何に使うの?的な自問自答を繰り返して一人勝手に発狂してたら早数年が経過していたことでお馴染みの僕ですが

先日友人がPC欲しいわぁといった旨の発言をしたので「どうせならウチが自作したマシン使ってくんね?」って提案したら承諾してくれたのでようやく実行に移せる時が来たのでした。

これまで自作をしたことが無い僕が自作に挑んだ結果どうなってしまったのか、以下その顛末を綴る次第である。

 

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STAX ポータブルドライバ試作品「SRM-D10」を試聴しました

ブログ更新の本日は4月1日っちゅーことで世間ではエイプリルフールなわけで大企業の公式サイトから個人ブログまで如何にして凝ったウソネタをお見舞いしてやろうと披露されておりますが、当ブログはぶっちゃけ毎日エイプリルフールみたいなもんなので特にそーゆーネタはしなくても良いか的な感じで参りたい次第。

さて、いつものようにお家でだらだらとツイッターを見てたらこんなツイートを発見

 にわかSTAX信者の僕としましてはこれはもう是が非でも行っておくべきだと思ったし、マイイヤスピ持参も大歓迎!とのことで

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僕の魂の愛機SR-L500を持ってきました!正直フツーのヘッドホンみたく肩に掛けて移動しても良かったんスけど俺の鋼のメンタルをもってしても周りの視線に耐えられる気がしなかったので止めました。

STAXを知らない人「なにあの人、なんか変なヘッドホン首にかけてるwwwキモイwww」

STAXを知ってる人「なんであいつドライバー無いのにイヤスピ首にかけてんだwwwウケルwww」

まぁSTAXのイヤスピはほとんどが室内で使う用ですしね。ドライバーも無いのに外に持ち出す方が頭おかしぃとしか思えないわけで、そんな概念が今開発中のポータブルドライバーが登場することで覆るかもしれない!皆が各々お気に入りのイヤスピを身に着けて街を闊歩する未来がやってくるかもしれない!

などと妄想しながらそんなこんなでフジヤエービックPart3に向かい、早速ポータブルドライバーの試作品を拝見。

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実物見ると意外とコンパクト。ケース付けたiPhone SEを重ねると丁度良いくらいに重なった。筐体の触れる部分の殆どが金属パーツで構成されており手に持った感じひんやりかつズッシリしており質感はチリバツにグッドだと思った。さすがに450gはちと重いけれども。。

全面は電源スイッチ兼ボリュームのみ。背面はアナログ入力とUSBデジタル入力および両者の切り替えスイッチ、それと給電・充電用のDC入力。

筐体内にバッテリー内蔵でフル充電で3~5時間駆動出来るそうな。

早速試聴用に繋がれていたSR-003mk2で聴かせてもらい感想をば。iPhoneはCCKを介しデジタル接続。

  • 全音域バランス良く鳴っている
  • 低音不足は感じられなかった
  • 繊細さよりもパワフルな印象
  • 音量ツマミはもちろんガリノイズ・ギャングエラー無し

さっくり書き出すとこんな感じ。ぶっちゃけ003mk2を聴いたのは初めてでありあの小さな筐体でもちゃんとSTAXしているのは驚愕でありやっぱSTAXさんすげぇなぁって思った。

ここで我が手持ちのSR-L500を投入。

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5ピンプラグ挿し替えた時に思ったのがちょっと抜き挿しが固いかなと。据え置き用でもその固さには少し気にはなっていたけれども、ポータブルだとドライバ重量が軽い分より挿抜に力を入れないといけないと感じた。

確かにケーブルが重いのでそれを支えるのにガッチリ接続できる方が良いのかもしれないけれども、外でポタアン・家で据え置きと頻繁に付け替える事を考えると後もうほんの少しだけ緩くしても良いんじゃないかなぁと思った。

('18 7/7追記)

製品版で改善を確認しました。プラグの挿抜がし易くなっておりました。さすがです。

 

SR-L500を使用しての音質の感想をば。筆者が普段使用してるドライバーはSRM-353Xなのでそれとの比較になります。

  • 低音が強く出ていると感じた
  • 全体的に音に雑味があるように思えた
  • 艶やかさは353Xの方が上

ちなみにアナログ入力でも試してみました。

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DENON DA-10のライン出しで接続。その結果低音強いのが収まった。雑味の少なさや艶やかさはあまり変わらず。このことから低音強いのはきっとDAC側の味付けであると言えよう。まさに音的にもポータブル向けって感じだ。

まぁそんなこんなで一通り聴き終えて、STAXの営業さん(?)に製品についてお話を伺いました。以下さっくり概略。

僕「SRM-D10の発売日はいつになりますか?」

STAXの営業さん(以下S)「これがいつになるか決まってないんです」

僕「ポタアン出すってことは今後ポタ向けのイヤスピを出す予定は?」

S「無いですね。ただSRS-002・SR-003mk2を密閉型にするアタッチメントを開発中です」

僕「SRM-D10、中国製って書いてあるんですけどSTAXさんはどういう風に開発をされてきたんでしょうか?」

S「我々はポタ向けのDACを作ったことがなくて、親会社がそういう技術のある工場を持っていったんでそこで試作したものを当社でチェックして変更要望を出し、また試作してもらったものをチェックして…の繰り返しで開発を進めました」

僕「SRM-D10の販売価格いくらくらいになりますか?」

S「そこら辺も決まってなくてですね…反対にいくらくらいになると思います?」

僕「78,000円(税別)!と最初思ってたんスけど実物見たら思いの外質感良かったんでこれなら98,000円(税別)でも良いかと(笑)」

S「参考にさせていただきます(笑)」

といった具合に話が盛り上がってしまい、他の製品から会社のことまで色々話をして頂きました。その結果、試聴よりもお話のほうが長くなるという有様で、長々とお付き合いして下さり感謝。

おかげでSTAXという会社がますます好きになったし本社試聴室にも行きたくなったし近い内に行ってみようかと思います。

この記事を読んでる皆ももし近所の電器屋でイヤースピーカーを見かけたら見た目や値段でドン引きせずに一度手に取ってその音色聴いてみて欲しい!きっと惚れること請け合いである、って感じで布教で締めたいと思う。

STAX | Electro Static Audio Products(偉大なるSTAX社のHP)

おわり

 

4/24更新

SRM-D10が正式発表されました!お値段税別9万円です。予想より8千円やすい!

Newフラッグシップ「SR-009S」、初のDAC搭載ポータブルドライバーユニット「SRM-D10」登場です。 | STAX

 SRM-D10 | 製品情報 | STAX

 

 

【中華イヤホン】KZ ZST レビュー

なんか、ここ最近(と言っても2年くらい前か)中華イヤホンなる物体が持て囃されてるらしい。二千円くらいで買える中華イヤホンの音質がその10倍の価格のメーカー品に匹敵するとかなんとか。

「それ本当かよ二千のイヤホンが数万の奴と音質同じとかマジ嘘くせぇんスけどマジなんスか嘘だったらぶちころがすぞオメー」という強い懐疑心を抱きつつも、「もしかするともしかするかもしれんね中華スマホとか結構良いらしいからイヤホンももしかすると」という淡い期待を抱き実際に試しにネタで買ってきたのがこれ

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Amazon | KZ ZST ハイブリッドドライバイヤホン 1BA+1DD 高性能インイヤーイヤホン (no microphone) | kz-brand | イヤホン・ヘッドホン

深センのKZというメーカーが出してるZSTである。

尼で二千円ちょいで売ってるが、カートにぶち込んだら謎の値引きが発動して1700円で買えた。マジ謎。

パッケージはこんな感じ。超ちっこいし超味気ない。

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裏にスペック。何気にハイレゾ()対応である。

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中身。イヤーピースとケーブルが個装されている。てゆーかイヤホン本体とケーブルが外れている状態で梱包されているので使用時に繋げる必要があるわけだが

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どっちがLRだかわからねぇときている。ケーブルにはちゃんと刻印されているのだが、本体側には無し。なのでパッケージ写真を頼りに接続。

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実物見ると思ったよりも小さく感じる。しかしIEMっぽくて超マジカッケーである。しかしケーブルがぶよぶよと以下にもゴムって感じであり衣服に引っかかるわタッチノイズ多いわで品質がよろしくないってかぶっちゃけ千円の国内メーカー品の方が良い。

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細かいところを見るとかなり作りが雑である。本体のつなぎ目に隙間が開いており(多分音質的な効果を考えてわざとか)、ノズルの金属メッシュが盛大に斜めっているが、まぁ中華だししゃーねーって感じスね。

ちなみにノズルのところに透けて見える四角い金属はBAドライバである。上の写真だと見えてないんスけど青い丸いやつがダイナミックドライバなのでこのZSTはハイブリッド型のイヤホンであると言えよう。

ハイブリッド型イヤホンについては各自ググってといただくとして、簡単に言えば大手メーカーでこの型はまず二千円で買えない、価格の桁が1つ増えるブルジョワジィなクラスの製品になる。それが二千円以下で買えるとか中華恐るべしというか何というか。

とはいえ最終的には音がすべてでありココがウンコだと所詮中華wという扱いであるが故に早速音質をチェケラしてみた。

新品からの卸したての音はズバリ、ドンシャリといえる。と言うよりも中音域が引っ込んでるような?

低音がとにかく前にでしゃばり、高音域はシャリシャリと、とにかくクセの有る音で価格にしてはちょっと良いかなってくらいで数万円の機種とはとても比べるようなモノではない、といった印象であった 。

が、ネットの情報ではエージングする事により本来の音が出るとのこと。

なので2週間くらい使ってみたところドンシャリ具合が和らぎ、全体のバランスが幾分良くなった。ここに来てようやく音質レビューが出来るわけである。

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改めて音質レビューをしてみる。比較として、音漏れがうっせぇ白イヤホンで知られるEarPods(約3,000円)とZenfoneに付属のZenEar(約2,000円)を用意した。

音のバランスは低音強めの弱ドンシャリ。解像度・分解能は他の2機種よりもかなり高く、大きな音に埋もれて聴き取りづらい微小な音もしっかり聴き取れる。低音域の一部の音域に盛り上がりがあるのか、同じジャンル内の曲であっても低音ドカ盛りだったりそうでなかったりしてやや不安定な印象。

音の広がりはEarPods>ZST>ZenEarと言ったところで流石にインナーイヤー型には敵わないが同価格帯のカナル型よりも広く感じられる。定位感は良くも悪くもない。

ボーカルはZSTが一番自然に聞こえる。ZenEarは変な響きが付帯して聞こえる。EarPodsはやや乾いたような声で歌う。

音漏れが以外に多い。順番付けするならEarPods>ZST>ZenEarってところ。前述の通り、本体に隙間があるためそこから音が漏れていると思われる。遮音性も同じ順位である。なので満員電車で使用する場合は音量を絞ったほうが賢明である。

で、結論として音質の面だけを見れば少なくとも同価格帯よりも良いと思った。2、3万円のイヤホンと比較すると良いかどうかは分からん。その価格帯で持ってるイヤホンはXBA-300とATH-E50があるが、いかんせん音の傾向が違いすぎて比較ができない。

ただ、俺がZSTのことを一切知らずにこれが3万円のイヤホンですよ~って渡されたら「これが3万円の音か。ふーん」って感じで良くも悪くも無い価格相応であるという評価を下すと思う。だから販売価格の割には良い音なのは間違いないはず。

しかし他人に勧められるか?で言えば俺はNOと答える。何故かは品質面で不安が残るってゆーかバラついてて当たり前なのが中華品質である。音質も同じZSTでありなから過去に何度となく変更が加えられ今なら弱ドンシャリであったが初期型は低音だけ強いと評価されており、そこら辺含めてやっぱり中華品質だなと思った。

中華イヤホンが一般ウケを狙うなら多少値段上げてでも品質を安定させてパッケージにちゃんとした日本語付けて店頭販売にしたら良いんじゃねとか思ったがよくよく見れば見た目がいかにもオタ向け感丸出しでありやっぱ一般ウケは無理だろうなと思った。

もし中華イヤホンの音質の良さが広く認知されたら大手メーカーも対抗すべく低価格で飛躍的に音質を向上させたモデルが出るんじゃないかと妄想したりしたけどまぁ無いでしょうな。

 結言として、中華イヤホンZSTは俺みたいにモノ好きがネタで買うこと前提でドンシャリ好きな人にオススメであると言えよう。